前回たくさんカタクチイワシが獲れたいくつかのポイントでは、カタクチイワシは1尾も獲れず、代わりにサケ稚魚数尾とシロウオが獲れました。
あれだけいたカタクチイワシはどこへいったのでしょうか?

その後、サケ稚魚が獲れる確率の高いポイントでは全く獲れず、残すはいつもあまり実績のないポイントのみ。

ところが、ここでようやくまとまった数のサケ稚魚が入網。
今年は放流数が少なく、いつも以上に貴重な稚魚なので、弱らせないよう網を船上に揚げずに生け簀状に保持し、
そこから分析に必要な最小限のサンプルを取得してあとは全て再放流です。
サケ稚魚の餌環境を評価するため、動物プランクトン調査も実施しましたが、今年は昨年に比べてずっと量が多くなってきた印象です。
今後の生育状況が楽しみです。

【関連する記事】