2020年06月08日

最近の宮古湾奥

最近は定置網でも巻き網でもサケ稚魚は採捕されなくなりました。サケ稚魚は湾外へと移動し、宮古湾奥部からはほぼいなくなったものとみられます。定置網には相変わらず35cm前後のサバが多く入網しています。加えて、サバの幼魚やマイワシ、カタクチイワシが多く見られます。
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これらを追ってサバが湾奥に入ってきているものとみられます。定置網のサバの胃からはカタクチイワシなどが沢山でてきます(下の写真はサバ1尾の胃に入っていたカタクチイワシ)。
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タチウオやサヨリなども入網していました。タチウオはめずらしいかなと思いましたが、山根会長によると下の写真(上がサヨリ、下がタチウオ)の個体より小さいサイズのタチウオは以前からみられるので特にめずらしくないということです。
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研究用のイシガニを獲るためのカニ籠には、タケノコメバルが入っていました。北海道から九州まで広く分布しますが、宮古湾奥ではそれほど数が多くないせいかあまり見かけない気がします。
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posted by HP管理人 at 13:24| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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