水温が高くなり、定置網にはスズキも入網していました。
近年は春の水温上昇が早い傾向にあるため、放流後のサケ稚魚の餌や成育状況などを主に調べています。
サケ稚魚は宮古湾内で実に様々な種類の餌を食べていますが、カイアシ類やエビカニ幼生といった動物プランクトンが中心です。
時には小さな魚も食べます。
下の写真は、昨日採集した体長約6cmのサケ稚魚の顔のアップです。
アップで見ると歯が鋭く、凶悪な顔にも見えます。

サケ稚魚は海に入ると体色が緑色に変化します。
下の写真は尾部の写真のアップです。
コバルト色のパールをちりばめたようできれいですね。
