体験学習の前半は、山根会長の船に乗船して現場作業の体験です。
まずは定置網漁の網あげ作業を行いました。
みんなで力を合わせて網をゆっくり揚げていきます。

ショッコ(ブリの子ども)やヒラメ、メバルなど沢山の魚が捕れていました。
大漁に皆さん大喜び!
順番に捕れた魚を網ですくいました。

東北水研の研究員から、捕れた魚の名前や特徴などの説明もありました。

その後、山根会長から宮古湾でのマガキ養殖についての説明がありました。
普段食べているカキがどのように養殖されているかわかったかな。

後半は教室に戻って、船で採集したプランクトンの観察です。
観察の前に、プランクトンの役割や、赤前の海がどうして豊かな海なのかについて講義がありました。

東北水研の研究員等の指導の下、顕微鏡でプランクトンを観察しました。


顕微鏡をのぞく姿は、みなさん真剣!
多くの種類の植物プランクトンや動物プランクトンが観察できました。
宮古湾の素晴らしさを子ども達に知ってもらうために、山根会長がこの体験学習を始めて今回がちょうど20年目だそうです。
この体験学習を通して、多くの子ども達が宮古湾はもちろん海の素晴らしさに気づいてくれたことでしょう。
by shiranori