今回も深海性の魚です。
先週の水曜日(2/13)に底曳きトロールで捕られました。

鼻(吻:ふん)が突出し,尾鰭は細くムチのような形状。
胸鰭は羽のように大きい,,,
見た目が「気持ち悪い」この魚を調べたところ,テングギンザメであることがわかりました。
鼻が長いとこから「テング」の名が付いたそうです。
水深500m以深に生息していて,北は北海道周辺から南は熱帯海域まで幅広く分布しているそうです。
大きいものでは2mになるとか,,,この容姿で2mって,さらに気持ち悪い(笑)
口も特徴的で,イカの口(カラストンビ)に似ていますね。

この口なら何でも噛み切れそうですね。
珍しい魚ということで,前回紹介したアンコウと同様に標本として京都大学に提供しました。
二度あることは三度ある,,,
次はどんな珍魚にお目にかかれるのでしょうか?(笑)
by shiranori