2018年07月26日

宮古魚市場 〜 銀ウナギ〜

久しぶりの宮古魚市場情報です。

この時期、もっとも多く水揚げされているのがブリですね。
ブリと言ってもショッコ(35cm未満の1歳)やワラサ(75cm未満の2歳)など若い個体です。

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また、この時期が旬のメカジキも水揚げされていました。
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突きん棒(つきんぼう)漁で漁獲された100kg以上の大ものが6匹並んでいました。


今朝はウニ漁も口開けしました。
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ウニも夏が旬ですね。


今朝は珍しくウナギが1尾、活魚で水揚げされていました。
大きなウナギで70cmほどありました。
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このウナギ、普通のウナギよりも身体全体が黒ずみ、金属光沢のような褐色、、、
顔をよく見るとこれまた普通のウナギよりも目のサイズが大きい、、、
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これは銀ウナギと呼ばれる産卵のため海を回遊する個体の特徴だと思われます。
7/23の記事に載せたウナギの顔と比較すると目の大きさの違いがわかります。

今回水揚げされたウナギは宮古湾奥で漁獲されたそうで、湾奥は昔からウナギの好漁場だったそうです。
宮古湾のウナギ資源を守るためにも湾奥環境の保全は重要ですね!



by shiranori



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2018年07月23日

土用の丑の日

先週の金曜日は土用の丑の日でしたが、皆さんはウナギを召し上がったでしょうか?
ウナギは近年の資源激減により、ちょ〜高級魚になってしまいましたね。

その土用の丑の日に、赤前の地先で18日に放流したホシガレイ稚魚の調査を行いました。
地曳き網を使ってホシガレイ稚魚の採集を試みました。
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画像のように地曳き網を小さなゴムボート(正確にはプールや海水浴で使う遊びようの浮き袋ですね(笑))に載せて、泳いで網を入れていきます。
数回チャレンジしましたが、捕れたホシガレイ稚魚は1匹だけでした。
ホシガレイ稚魚は放流場所に留まらず、深場へと移動したんでしょうね。


その調査の際に、なんとウナギが3匹も捕れました!
宮古湾奥で調査をしているとアナゴが捕れることがあります。
今回もアナゴが捕れたものと思い込み、何も気にせずに研究所に持って帰ってきましたが、よく見るとウナギ!
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3匹とも80cm前後のビッグサイズ!
こんなに大きな天然ウナギを見たのは初めてです。
幅90cmの水槽に入れてみました。
大きさがわかりますか??

完全にウナギの顔ですね(笑)
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閉伊川や津軽石川にもウナギが生息していますが、湾奥の赤前地先でこんなに大きなウナギがいるとは驚きです。
ウナギは産卵のためマリアナ諸島まで回遊することが知られています。
このウナギも産卵のため海に下ってきたものでしょうか?

この3匹のウナギは体長等を測定後、元いた赤前の海に逃がしてやりました。
土用の丑の日に蒲焼きは食べられませんでしたが、こんなビッグウナギが見られたのでこの夏は何とか乗り切れそうです(笑)



by shiranori


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2018年07月19日

ホシガレイ稚魚を放流しました!

昨日、赤前地先において東北水研で飼育されたホシガレイの稚魚5,000尾を放流しました。

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放流した稚魚は全長9cmほどの大きさ。
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この放流では、今年も赤前小学校の体験学習の一環として1〜4年生の生徒さん達と一緒に行いました。
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放流する前に東北水研の職員から、ホシガレイの成長の様子や放流場所である宮古湾の環境について説明がありました。
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皆さん、熱心に聞いていましたね。


いよいよ放流!
バケツに入った稚魚を丁寧に放流しました。
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今年は水産高校の生徒さんも助っ人として参加してくれました。
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順調に成長すれば来年末には40cmほどになるそうです。
高級魚のホシガレイ、増えて欲しいですね!



by shiranori
posted by HP管理人 at 13:40| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月17日

青森県尾駮沼でのニシン調査

先月に引き続き青森県六ヶ所村にある尾駮沼(おぶちぬま)でニシン調査を行いました。

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今月も尾駮沼の奥域に小型定置網を設置して、ニシン稚魚の採集を試みました。
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袋網には小魚やエビがどっさり!
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ニシン稚魚?!、、、と思われた小魚はワカサギの稚魚でした。
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結局、ニシン稚魚はゼロ、、、
沼内の水温は19〜20℃だったので、例年通りニシン稚魚は高水温を嫌って、沼から水温の低い外海へと移動したものと思われます。


尾駮沼の特徴のひとつとして塩分濃度の低さがあげられます。
塩分濃度は10〜20ほどで、海水の1/3〜2/3程度です。
そのため、この沼には汽水環境を好むヌマガレイ(別名カワガレイ)が多く棲んでいます。
定置網にもヌマガレイの稚魚が沢山入っていました。
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宮古湾でも河口域などに生息していますが、資源量は圧倒的に尾駮沼が多いですね。
このヌマガレイ、食べると特有の味がします。
好き嫌いがはっきり分かれる味ですね。
一度お試しあれ。



by shiranori
posted by HP管理人 at 10:42| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月09日

赤前小学校 海の体験学習

本日、赤前小学校の「海の体験学習」のお手伝いに行ってきました。
この体験学習は赤前小学校の恒例行事で、山根会長が地元の子ども達に海のすばらしさを知ってもらうことを目的に19年前から始まったそうです。

先週は雨の日や風が強い日など天候がイマイチでしたが、今日は良く晴れました。
赤前小学校5、6年生9名を乗せて出発です!
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まずは定置網の網あげ体験から。
みんなで重い網をゆっくり引っ張ってあげました。
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今回は網に入っていた魚が多く、みんなですくい上げました。
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網にはショッコ、カジカ、ヒラメ、マコガレイ、イシガレイなど宮古湾でよく見かける魚の他に、イシガキダイといった珍しい魚も入っていました。
東北水研の研究員から捕れた魚の解説がありました。
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そのあとは、山根会長から養殖ガキについての説明もありました。
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次は小学校に戻り、さきほど船上から採集したプランクトンの観察です。
動物プランクトンや植物プランクトンを探してスケッチをしました。
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みんな真剣な表情で顕微鏡をのぞいていました。
今回は例年よりも多くの動植物プランクトンを観察することができました。

こうした体験を通して、少しでも海に興味を持ってくれると嬉しいですね!



by shiranori



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