2018年03月22日

尾駮沼ニシン調査

今週月曜日に青森県の六ヶ所村にある尾駮沼においてニシンの調査を行ってきました。

晴れていて比較的気温も高かったのですが、生憎の強風、、、
調査には厳しい天候でした。
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今年の尾駮沼は2月に入ってから全面結氷となり、先週になってようやく氷が溶けたそうです。
我々が行った時は、湖面に氷は全くありませんでしたが、岸にはまだ雪が残っていました。
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今回の調査の目的は、ニシンの仔魚(生まれて間もない子ども)を採集すること。
目の細かいこんなネットを使って仔魚の採集を試みました。
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が、一匹も入らず、、、
ネットを曳いた場所が悪かったのか、まだふ化した仔魚が少ないのか、、、
来月に再チャレンジです!


もう一つの目的が産卵場探し。
ニシン卵が付着したアマモやホンダワラ類の採集を試みましたが、調査前から吹いていた風がさらに強くなり、海藻・海草類の採集どころではなくなり、あえなく終了、、、
ほんのわずかな海藻・海草類しか採集できませんでした。

しかし、そのわずかな海藻・海草をよ〜く見てみると、ニシンの卵が付着していました!
それもそこそこの数が!
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宮古湾で確認されたニシン卵よりも多くの数が付着していました。

卵をよく見ると、仔魚の黒目が確認できるふ化直前の卵もありました。
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今週末は宮古湾でも産卵場調査を行う予定です。
宮古湾でも卵が見つかると良いですね。



by shiranori




posted by HP管理人 at 17:25| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月13日

ブドウエビ

先日、宮古魚市場に沖合のトロール漁で漁獲されたブドウエビが水揚げされていました。

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正式和名(標準和名)はヒゴロモエビと言います。
体形はボタンエビに似ていますね。
死ぬと画像のように体色が紫の葡萄色になることからブドウエビと呼ばれているそうです。
ちなみに標準和名がブドウエビという別のエビもいるそうです、、、ややこしいなぁ。
冷たい海に生息するエビで、主な漁場は北海道ですが、本州では東北周辺の深海に棲んでいます。

見た目は良くありませんが(笑)、味はとても良いそうです。
甘みがとても強く、濃厚なうまみがあるそうです。
しかし、漁獲量は極めて少ないため“幻のエビ”と呼ばれています。
美味い+漁獲量が少ない、、、となると当然高級エビになりキロ1万円以上とか。
札幌のお寿司屋さんでは、1尾千円以上すると聞いたことがあります。

そもそもこのブドウエビは産む卵の数が少ないことから、再生産力も弱いようです。
水揚げされていたエビの中にも卵を持っているものがいました。
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調査をしているシマエビも卵の数が少ないですが、ブドウエビはもっと少ないようです。

資源の枯渇も心配ですが、一度は食べてみたいですね。



by shiranori
posted by HP管理人 at 10:11| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月09日

ツメタガイ駆除作業

昨日、アサリの害敵生物であるツメタガイの駆除作業が宮古湾奥のアサリ漁場で行われました。

今回は宮古漁協の呼びかけで集まったアサリ漁業者の方々が中心となっての駆除作業で、その他に宮古市水産課、東北水研の職員が加わり、総勢20名ほどが参加しました。

ツメタガイは日中、砂の中に潜っているため、アサリを掘るジョレンを使っての採集でした。
参加者各自がジョレンを担いで現場に向かいます。
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約1時間半ほどの作業でしたが、ジョレンを引っ張り続けるため少々疲れました。
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こんな感じでツメタガイが捕れました。
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たまにカレイ類の子どもまで捕れました(笑)
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この駆除の効果で、今年のアサリ漁が豊漁だといいですね!



by shiranori


posted by HP管理人 at 13:05| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月08日

ニシン科魚類の三兄弟

3月から解禁となった宮古湾奥での磯建て網には、今朝も成熟したニシンが入っていました。
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磯建て網での水揚げは毎日あります。
順調ですね〜。

ニシンと同様に、マイワシも湾奥まで入ってきているようで、こちらも毎日水揚げされています。
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量はニシンより圧倒的に多いです(逆転してくれると嬉しいのですが(笑))
大きさから見て、当歳魚(0歳魚)と1歳魚と思われます。
この大きさなら、網目に刺さった状態で水揚げされているのではないでしょうか。
漁業者の皆さんは、網目からマイワシをはずす作業で連日大変だと思います。

また、ニシン、マイワシに混じってコノシロも例年より多く水揚げされています。
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寿司ネタのコハダはコノシロの子どもです。
湾奥で獲られるコノシロは、コハダサイズよりは大きいですね。

ニシン、マイワシ、コノシロはいずれもニシン科に分類される魚です。
この時期、宮古湾奥にニシン科魚類の三兄弟がいるんですね。
ニシン科魚類と呼ばれるので、やはり長男はニシンでしょうか(笑)



by shiranori






posted by HP管理人 at 08:40| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月06日

宮古市場 ニシンとキンキ

3月に入り宮古湾奥の磯建て網(小型定置網)漁が始まりました。

その磯建て網で獲られたニシン。
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1月いっぱいで湾口部の大型定置網漁が終了し、2月は湾内での定置網漁が禁漁となります。
磯建て網が解禁になるまでの間、ニシンの来遊状況が判りませんでしたが、どうやら1月に引き続き順調に湾内に来遊していたようです。

水揚げされたニシンの中には成熟した卵を持っているものもいました。
お腹から黄色い卵が出ているのがわかりますか?
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今年も湾奥のアマモ場で産卵しているのではないでしょうか。


沖のトロール漁では高級魚のキチジ(キンキ)が水揚げされていました。
型の良い大型のものは、奇麗に箱詰めされます。
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壮観ですね〜

小さなものはトロ箱にぎっしり、、、
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脂がのって美味しい、、、、そうですが、なかなか口に入らないですね〜



by shiranori


posted by HP管理人 at 09:39| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする